【資産形成】家計管理こそ20代のうちに身に付けておきたいスキル。

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もし今の自分が二十歳の僕にアドバイスをするチャンスがあるなら、家計管理の大切さを教えてあげたい。

宵越しの銭は持たない!という方もいらっしゃるとは思います。
僕はそういった価値観で生きていくことは否定的ではないし、むしろちょっと憧れます。

しかし人生の様々なリスクと共存していくためにも、将来のことを考えて計画的に生活したいものです。

病気・けが・祝いごとなどの急な出費、ローンの頭金や養育費、年を重ねるごとに色んなリスクが高まり、色んなイベントも訪れます。

家計管理はいつからでも出来ます、ただ早めに覚えておいて損することは絶対にありません。
僕の経験上、社会人になったらもすぐに覚えた方が良いと思っています。

という訳で、今回は家計管理の話をしたいと思います。

目次

僕の今までの貯金事情

green plant in clear glass cup

さて僕のざっくりとした社会人になってからの貯金事情です。

●社会人1~3年目(23~25歳):実家暮らしだったので家計管理せずともある程度の貯金はできていた。
●社会人4~7年目(26~28歳):転職&一人暮らし開始。支出項目が増え、家計管理がめちゃくちゃに
●社会人7年目(28歳):結婚&引っ越し。今までの貯金はゴリゴリ減り、とうとう貯金0円になる。
●社会人8年目~現在(29~32歳):家計管理を徹底、現在は安心して生活できる程度の貯金は貯まる。

社会人1~3年目(23~25歳) 貯金:約50万円

社会人1年目の頃は実家暮らしだったこともあり、特に家計管理せずとも勝手に貯金が出来ていました。
実家にお金は払っていましたが、食費や日用品などの費用のやりくりを考える必要もなく、残ったお金で好きなもの買ったりしてましたね。

実家はありがたい、本当に。

ちなみに現金預金だけでなく、親に勧められるがままに大手保険会社の積立年金もしていました。
今の自分だったら手数料なども考えて絶対に契約しませんが、当時の自分は何も知らなかったので渋々一定額を毎月積み立てていました。

しかし何だかんだでこの積立年金のおかげで結婚式を挙げることが出来たので、
結果的にはこの積立年金にはとても助けられましたね。

この期間で大体50万円ぐらいは貯金できていました。

社会人4~7年目(26~28歳) 貯金:10万円

僕の貯金暗黒期。

転職を機にわくわくの一人暮らしもスタート。
全てが自由だったので生活自体はとても楽しかったです。

しかし支出を全て自分の収入で賄うという初めての体験を前に、僕の懐事情は常に寂しいモノでした。

まず家賃・水道光熱費・食費・日用品費・通信費など管理するものが一気に増えます。
更に唐突な会社の飲み会(やたら多い)、同僚とのちょっと高めのランチ(やたら多い)など交際費がかさむかさむ…

転職したベンチャー企業では社員同士の交流会が多く、とにかく人付き合いでお金がかかりました。

そんなこんなで自分の支出を把握しきれず、実家暮らしで貯めた貯金をゴリゴリ削るような3年間でした。
もともと家計管理のやり方もわからなかったし、転職して年収も上がっていたので大丈夫だろうと考えていたのが甘かった…。

この頃に計画的に貯金していればどれだけ楽だったかと本当に反省しています。

社会人7年目(28歳) 結婚&引っ越し 貯金:0円

28歳の時に同棲していた同い年の彼女(今の奥さん)と結婚しました。
同棲していたのは1Kのアパートだったので、さすがに二人で暮らし続けるのは狭いと感じていたし「結婚を機に新しい場所で生活を始めよう!」と引っ越しすることに。

しかしこの時点で僕の貯金は10万円程度、奥さんに至っては貯金ほぼ0円。

何という無計画で無謀な二人、今思うと「そんなに金無いなら引っ越さずにジッとしとけよ!」と言いたくなります。

しかし結婚でテンションが上がっていたのか「0からのスタートだね♪」みたいな能天気なことを二人で笑いながら話していた気がします、いや笑えねぇ。

当然お金が無さ過ぎて引っ越し業者には頼めなかったので、引っ越しは僕の友達に手伝ってもらいました。
退去費用等で更にお金が減り、引っ越しを手伝ってくれた友達にお高めな焼肉をご馳走して完全に現金はほぼ0円に。

ちなみにこの後結婚式も挙げましたがお祝い金だけではお金は足りず、新卒の時から貯めていた僕の積立年金をぶち込むことになり晴れて無一文になりました、資産ゼロです。

社会人8年目~現在(29~32歳) 貯金:1,000万円

さすがにこんな二人でもこの状況がいかにヤバイかはよく分かっています。
そこで新しい生活を機に二人で家計管理を徹底的に見直しました。

まずは無駄な固定費を見直し。
あまり使っていないサブスク、通信費、不要な保険などは解約&安いプランに変更。

また、日々の支出を把握するためにExcelで家計簿を付けるようにしました。
食費・日用品など支出となる全ての項目に予算を作り、なるべく予算内に支出が収まるように管理。

Excelを使った家計簿についての詳細は別記事にしますが、共働きだったことと、仕事も順調だったこともあって毎年ほぼ計画した通りに貯金できるようになりました。(年間で約200~250万円貯金出来たのは共働きパワーが非常に大きかったと思います)

ただ、最初はかなり厳しめに管理していたので喧嘩をすることも度々。
パートナーと協力して貯金していくには長期的なビジョンや目的は都度すり合わせていくことが大切だと学びました。

程なくして奥さんが妊娠し、2019年に女の子を出産。
子どもは可愛いですが、子育てはとにかくお金がかかります。

毎月の貯金額は減ったものの決まった額を貯金することは出来ており、子ども含めて3人とも積立NISAを利用して投資信託も購入出来ています。

家計管理を徹底して思うことは、収入内で支出の予算を決め、予算内に収まるように支出コントロール出来れば計画的に貯金することは決して難しいことではないということ。

当たり前だと思いますよね、でも28歳になるまで僕は出来ていなかったんです。

自由の源泉はキャッシュ(現金)であること。

貯金が全くないときはとにかく毎日がネガティブでした。
万が一のことがあったらどうしようと、心が落ち着いていることは少なかったと思います。

ある程度の貯金が出来てからは心にも生活にも余裕が生まれ、色んなことに挑戦したり、日々の生活を楽しめるようになりました。

積立NISAで投資信託、個別株の株式投資を始めたり、その勉強をするために本を買ったり…。
奥さんは以前から取りたいと言っていた資格取得のために通信講座を始めました。

いざという時のための貯金があると、何かに挑戦するためのハードルは低くなります。
ハードルが低くなると、更に色んなことに挑戦したくなる。

最低限の貯金を確保することで、ポジティブな循環が生まれることをこの4年間で実感しました。

めがねのまとめ

spilled coins from the jar

何だか説教臭い記事になってしまいましたが、とにかく伝えたいのは若いうちに家計管理のスキルを身に付けておくのは将来的に絶対にプラスになるということです。

自分は30代になってからその重要性を理解しましたが、この記事を読んでくださっている20代の方の参考になれば幸いです。

具体的な家計管理の方法については次回の記事にしようと思います。

それでは~。

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